ウィンドウ枠の固定機能
エクセルには「ウィンドウ枠の固定」というウィンドウを部分的に固定できる機能があります。この機能を利用すると見出し部分を表示したまま表をスクロールさせることができます。
<手順説明>
では、以下のような「A列」と「1行目」に見出しがある表を例にしてウィンドウ枠を固定する手順を説明します。
まず、どの位置でウィンドウ枠を固定するのかを決めます。今回は「A列」と「1行目」に見出しがあるので「A列」と「1行目」をスクロールしても動かないように固定します。
固定する位置が決まったら、固定する「列」と「行」が交差する固定位置のすぐ右下のセルをクリックして選択します。※実際の画面には赤色の線は表示されません。
次に、そのままメインタブの「表示」をクリックして、リボンを「表示」用に切り替えます。
次に「表示」リボンの中にある「ウィンドウ枠の固定」ボタンをクリックします。
「ウィンドウ枠の固定」ボタンをクリックすると、ウィンドウ枠の固定方法の一覧メニューが表示されるので、その中から「ウィンドウ枠の固定」をクリックして選択します。
表を上下や左右にスクロールして確認すると、見出しが表示されている「A列」と「1行目」が固定されているのがわかると思います。※実際の画面には赤色の線は表示されません。
「ウィンドウ枠の固定」を解除するには、再度「表示」リボンの「ウィンドウ枠の固定」をクリックして、表示されるメニューの一覧から「ウィンドウ枠固定の解除」をクリックして選択します。
※「解除」する場合は特定のセルを選択する必要はありません。
以上で手順の説明は終了です。
備考・その他
「ウィンドウ枠の固定」ができるようになるとエクセルの作業効率がグッと上がるので、ぜひ使いこなしてください。
END