封筒サイズの文書を自力で作成してみよう!
今回は封筒サイズの文書を作成する手順の説明です。特別な印刷ソフトを使わずに Word だけで封筒に印刷したい場合は、ぜひ参考にしてください。
手順はかなり多めですが、一度作り方の手順を覚えてしまえば今後いろいろなサイズの文書が自由に作れるようになるので、頑張って覚えてください。
では、まずは新規に作成した「横書きの白紙の文書」を「縦書きの封筒サイズの文書」にするまでの手順を説明をします。
<手順説明>
手順1(白紙の文書の作成)
まず、「ファイル」→「新規」から「白紙の文書」を作成してください。
手順2(文書サイズの変更)
ホームタブの「レイアウト」をクリックして、レイアウトリボンの「サイズ」をクリックします。表示された文書の一覧から今回は「封筒 長形3号」を選択します。
※文書の一覧に「封筒 長形3号」がない場合は、「コントロールパネル」→「デバイスとプリンター」を開き、通常使うプリンターを「Microsoft XPS Document Writer」に設定してください。
手順3(文書サイズの変更確認)
文書が封筒(長型3号)サイズになりましたが、横書きになっているので次の手順で縦書きに変更します。
手順4(文字列の方向の変更)
レイアウトリボンの一番左にある「文字列の方向」をクリックして、一覧リストから「縦書き」をクリックして選択します。
手順5(縦書きの確認)
縦書きになりました。しかし、縦書きにすると文書が自動的に「横位置」になってしまうので、元の縦位置に戻しましょう。
手順6(印刷の向きを変更)
レイアウトリボンの左から3番目にある「印刷の向き」をクリックして、表示されたリストから「縦」を選択します。
手順7(印刷の向きを確認)
印刷の向きが縦になりました。しかし、このままでは余白が多過ぎるので次の手順で余白を少なくします。
手順8(余白の変更)
レイアウトリボンの一番左から2番目にある「余白」ボタンをクリックします。数種類のプリセット余白が一覧で表示されるので、その中から「狭い」を選択します。
手順9(余白の確認)
これで余白が少なくなりました。次に文書の基本的な段落を設定します。
手順10(文書の段落設定)
入力カーソルの位置で「右クリック」しメニューを表示させます。その中から「段落」を選択して段落設定画面を表示させます。
次に「1行の文字数を指定時に右のインデント幅を自動調整する」と、「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」に付いているチェックを外して「OK」ボタンをクリックします。
以上で、封筒サイズの文書を作るための基本設定は完了です。次回は「住所と宛名を入力する手順」を説明する予定です。
備考・その他
【Word】封筒サイズの文書を自力で作成してみよう(2/4)~ 住所と宛名を入力する ~ - オフィスの「オ」
【Word】封筒サイズの文書を自力で作成してみよう(3/4)~ 郵便番号枠を作成する(前編) ~ - オフィスの「オ」
【Word】封筒サイズの文書を自力で作成してみよう(4/4)~ 郵便番号枠を作成する(後編) ~ - オフィスの「オ」
END